• Notes Log(log.nsf)
  基本的にDominoサーバの動作ログが残るのがここ。
  Miscellaneous Eventビューに、サーバコンソール画面に表示されてるのと同じ情報がどんどん記録されていきます。
  あとMail Routing Eventsビューには、メールの送受信ログがあるので、メールがなんかおかしいときはここ。
  
  あとDatabase\sizesビューには、サーバ内のデータベースがサイズ順に一覧表示されてるし、Usageビューには、サーバ内のデータベースごとの利用頻度が見れます。
  
  Usage\By Dateビューで、日ごとのデータベース利用され率、ByUserビューで、ユーザごとのデータベース利用率も見れます。
  
  ちなみにローカルにもlog.nsfがあるけど、使いどころはよく知らないです。クライアント側で何かあったときに見ると役に立つのかも。
  
  
• 認証ログ(CertLog.nsf)
  R5までだと、自分で作ってないと出来てないです。作り方はシステム管理ヘルプ参照で。
  ユーザ登録や削除や再認証とか、そういう認証関係の作業をしたときの記録が残るところ。
  なにやら再認証のときにエラーが出たとかそういうときに、ここを見ると何が原因のエラーか記録されてるかも。
  
  
• システム管理要求R5(admin4.nsf)
  システム管理プロセス(adminp)というタスクが動いたときのログがここ。
  
  たとえばユーザの名前を変えたときとかには、実際には公開アドレス帳のユーザ文書の内容を修正して、各種データベースのACLを書き直して、グループに入っていたらそのグループの中も修正してという作業が必要だけど、実際は管理クライアントから[ユーザ名変更]ってやるだけで済んでしまうのは、裏でシステム管理プロセス様ががんばって処理してくれてるからみたいです。
  
  そのシステム管理プロセスの動作ログが残るので、管理クライアント画面から「システム管理プロセスに要求を提出しました」とか言われたけどどうもうまく処理されてない気がするときは、ここを見ると原因がわかるかも。
  
  
• カタログR5(Catalog.nsf)
  サーバの中にあるそれぞれのデータベースについて、ACLに誰がセットされてるかとか、タイトルは何でレプリカIDは何かとか、一つ一つのデータベースのプロパティとかACLを開いたときに見れる情報が一覧表示されます。
  
  データベースのプロパティの[設計]タブで「データベースカタログに表示」にチェックが付いてないデータベースは表示されないです。 あと、この中にリストされてる情報は、Catalogタスクが動いた時点で取ってきた情報です。
  Catalogタスクが動作してないと、このデータベース自体無いかも。
  
  
• Statistics Reports(statrep.nsf)
  サーバのディスクの空き容量とか、ディスクアクセス状況とか、メモリの空き状況とか、システム全体のリソース使用状況みたいなのが記録されます。
  Collectタスクが動いてないと何も記録されないです。たぶん。
  
  
• Domlog.nsf
  Webサーバとして使ってるときのサーバ（というかHTTPタスク？）へのアクセスログ。
  サーバ文書の[インターネット]−[HTTP]の「ログ書き込み」の項で、Domlog.nsfを「有効」にしていれば出来てます。
  

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